ファルスタッフ見習い

やわらかハートポイント@yawarakahpの日記 飲食、旅行、音楽など

十勝旅行(2024/2/11〜2/13)②

たっぷり睡眠をとって目覚めたら、何はなくとも朝風呂へ。高めの湯温でシャッキリ目が覚めました

その後は前日夜に錬成した漆黒鍋の残りを食べてお片付けしました

そして、温泉と同じくらい楽しみにしていたイベント!お宿の駐車場に来てくれる(かもしれない)鹿さんとのグリーティングです。

親子連れっぽい鹿さん二匹がお食事中でした。

鹿さん可愛いよ鹿さん!動画をブログのページに直接埋め込めないのが残念でなりません。落ちている枯れ枝を噛む口元の動き、モキュモキュという微かな咀嚼音がたまらなく愛おしいです。

鹿さんは信じられないほど人懐っこく、間近で写真を撮ることも許してくださるだけでなく鼻先数センチのところまで近づいてくださいます。当然お触りはしませんでしたが、思う存分愛らしい鹿さんを眺めて狂ったように写真を撮りました。

いつまでも鹿さんを見ていたいのですが、いい加減冷えてきたことに加え次のスケジュールもあるので出発の準備です。自分達で使った食器を洗って、ゴミをまとめます。こちら「幌加温泉湯本 鹿の谷」では、自分で出したゴミは原則持ち帰らなければなりません

お宿のすぐ近くにある、同じ幌加温泉の中でも廃業されてしまった施設の名残。勝手な願望ではありますが、鹿の谷さんにはどうかこの素晴らしい温泉を維持していただきたいです。

バス停まで送っていただき、再びノースライナーで移動します。

降り立った先は帯広競馬場。大きくてかっこいい馬さん達の熱いレースを観にきました

やわポはパドックで馬さんが歩く姿を見ても仕上がりなんて分からないド素人なので、名前と前評判だけ見て適当に決めます。対して同行者(以下「ペラオ」という。)はLINEを始めて以来アイコンがずーっと変わらずゴルシさんで、国内外の競馬を観ていらっしゃる競馬ファンです。

やわポは案の定外しました。しょうがないね

気を取り直して次のレースです。

例によって何も分からんちんなので、二択までペラオに絞ってもらって、ぱっと見で可愛かったこの馬さん(コーワノウンカイ)に決めました。

結果は果たして……一着!ありがとうございました。ビギナーズラックってやつですかね

動画でお見せできないのが本当に残念なのですが、競馬に詳しくない一般人でも、筋骨隆々のばん馬たちが目の前で障害物を越えながら重いソリを引くのを見て血が沸き立つような感覚を覚えました。大迫力!

レース後のコースを背景に勝ち馬券を撮影するのが流儀のようですね。勉強になります

競馬場の中にあるふれあい動物園。100円でにんじんを買って馬さん達にあげることができます

やわポはチキン野郎なので辞退しましたが(大きな馬さんって近くで見ると怖くて……自分でも情けないです)、ペラオは楽しそうに馬さんと交流していました

やわポは小さめの馬さんと見つめ合うだけです。触れないけどかわいい

その後は競馬場内の神社にお参りしたり、産直を覗いたりしました。

帯広駅まで戻って、バスで然別湖へ。

いい景色です

現地に着く頃にはもう真っ暗。

お宿「然別湖畔温泉ホテル風水」でチェックインを済ませて、早速コタンに繰り出します。

人生初の然別湖に浮かれポンチだったことと見学時間が(夕食の最終受付時間までと)限られていてあわてていたことから、愚かにもホテルからコタンまでの急坂をダッシュし、見事にずっこけました。滑ったわけではなくて、勢いがつきすぎて止まれなかったのです

心配してくださる周りのお客様、呆れながら体に付いた雪を払ってくれるペラオ。どう見ても幼稚園児か小学校低学年の行動です、ありがとうございました

ちょうど前の日に完成したという「セレモニーイグルー」。蝋燭が灯っていて、まるでチャペルのようです

スマホのカメラでは写すことができなくて非常に残念なのですが、雨人間たちには珍しいことにこの夜は晴れていて、星が綺麗に見えました。都内ではまずお目にかかれない満点の星空の中、オリオン座、北斗七星くらいしか分からない自分の無学さが悔やまれます

映え散らかしている「アイスバー」。広くて綺麗な建物の中でお洒落なカクテルなどが飲めます

多少値が張っても、ここに来たら氷のグラスで頼まない手はないでしょう。「しののめ」「コイスム」をいただきました

美しくて美味しい。北欧のアイスホテルに一度は泊まってみたいと思っていたのですが、もうここで満足してしまったかもしれません。そして当たり前ですが、手が冷たい!

飲み終わったグラスも、捨ててしまうのが惜しくなります。捨てたけど……

いつまでも眺めていられる素敵な空間ですが、夕食の最終受付時間が迫っているのでホテルに戻りました

急ぎ夕食会場へ。然別湖名物のオショロコマを食べられて満足です。我々は食べるのがとてつもなく遅い自覚があるのですが、固形燃料が燃え尽きてお鍋の火が消えてしまった際も親切に対応してくださってありがたかったです

中途半端な時間だったのでお風呂は独泉できました。鉄っぽい熱めの塩化物泉で、少し浸かっただけで汗ダラダラです。この温泉が自宅に沸いてくれたらいいのに。

ほかほかの体で眠りにつきました

三日目に続く