ファルスタッフ見習い

やわらかハートポイント@yawarakahpの日記 飲食、旅行、音楽など

叢雲/松江(2024/5/25訪問)

山陰旅行一日目の夕食で訪れた居酒屋さん。島根の新鮮な魚介と松江おでん、地酒を取り揃える名店です。

常連さんも多いようでしたが何しろ人気店であり、アポ無し突撃して店先で断られている方が後を断ちません。ふらっと一杯のため立ち寄った顔馴染みらしい方も女将さんに「ごめんね、今満席だけん」と断られていました。確実に入りたい場合は予約必須のようですね

見ているだけでお酒が飲めそうな手書きメニュー。アゴを入れてお造りの盛り合わせを頼むのは必須として、それ以外にも気になったお料理を手当たり次第頼んでいきます。ボッカ(カサゴ)、気になるけど食べ切れなさそうなので見送り。常連さんは「ノドグロ、今日はどんな調理がおすすめ?」のような会話を大将としていて最高でした

お通しが美味しいお店に外れなし。この炊き合わせはふんだんに出汁を吸ったスナップエンドウと山椒の風味が効いた筍が絶品で、今夜の勝利を確信したのでした

お造り盛り合わせ。アゴは筋肉質な食感で、噛み締めるほどに旨味が溢れてきました。今度吉池で見かけたら買わねば!他のネタも近海の白身が多くて嬉しい

売り切れていなければ絶対に頼みたかった岩ガキ。大将直々に「レモンを絞って、この塩を軽く振ってね」とのアドバイスを受けます。それなりのお値段ですが、一個が手のひらサイズで味も濃厚なので納得感があります。あまりの美味しさに無言になりながら啜りました。

お店の名物だというズリ鉄板。熱々の鉄板に乗ってジャンクな甘辛味の砂肝が湯気を立てながらお目見えです。否が応でも日本酒が進む

あとはゲソ塩焼き(同行者の好物です)。何気ない一品でも卒なく美味しいお店って実は貴重ですよね

地酒もお料理に合わせて楽しんだのですが、個人的に気に入ったのは豊の秋純米辛口金五郎です。食中酒として主張は適度でありつつ、香りには個性もあってすごく好みでした。最終日に伺った居酒屋さんにもあって、思わず頼んでしまいました

そんなこんなであっという間にお会計をしなければならない時間。女将さんに暖かく見送られつつ、今夜のお宿へ急いだのでした

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